■JOY (Album 37℃)
【こいつ天才だな。】
ミディアムテンポのロックバラード 私がダントツで1番好きな曲。
F>じゃあ次は「ジョイ」ですね。
りゅう>JOYかあ・・・
F>JOYは言いたい事いっぱいあるんじゃないの?
りゅう>JOYはいっぱいあるよね。
FreeDevilJam時代の「青春」って曲の続編だからね。
(インタビュアー注釈:通称FDJ。前ボーカルと入れ替わる形でりゅうが加入後 約9年間活動 2009年3月15日解散)
そんな私情を持ってちゃいけないと思いつつも思い入れあるし(笑)。
多分これ当時も言ってるから言っちゃってもいいと思うけど
「青春」も続編の「JOY」もチャーさんを題材に作り始めたところがあるんだよね。
F>ほう・・・
りゅう>「青春」の♪朝日が昇るまで話してた♪って歌いだしの部分覚えてる?
これ、高校3年の頃、一緒にワイワイ遊んでた時のチャーさんなんだよね。
で、JOYの歌いだしの♪朝日が微笑むまで語り明かした公園 永久に続け。叫んだ青春♪
F>何重にも掛かってるね。
FreeDevilJamの「青春」覚えているさ。
FDJのメンバーではないチャジ君がイメージされていたんだ。
で、そんな彼と今はバディを組んでTRI-toNeで「JOY」・・・ このエピ激アツ!
りゅう>アーティストごとに、そういう歌詞を書くべきタイミングってあるんだと思うんだよね。
この時が多分そのタイミングだったんだろうなって。
F>へええ、こっちには経験のない感覚だよ。
りゅう>メンバーからいい感じのそのデモ音源が提出されました。
「あ、いよいよ来たな。」みたいなさ。
また その時 たまたまチャーさんの誕生日が近かったりね(笑)。
あと♪受け入れる勇気♪って歌詞あるでしょ、
チャーさんね、名前「ゆうき」って言うの(笑)
F>爆笑 まじか!「JOY」って実はめっちゃチャジ君に対するラブソングだった(笑)
りゅう>きっかけはまあ、そうやっていろいろあって
「JOY」の歌詞の中
♪時には拳ぶつけたり♪ とか
実際に殴りあった訳じゃないけど、メンバー間で意見のぶつかり合いなんて何度もあるし
♪追いかけて飛び越えたあの日々♪なんかは正に2人してシャムシェイド追いかけてるし
「青春」の頃と現在の「JOY」とリンクさせてるんだよ
今一緒にバンドやってるけど、あの頃と比べてどうなの?みたいな。
F>チャジ君へのラブソングかと思いきや
今の自分たちTRI-toNeに対して挑戦状にもなっているんだ。
りゅう>そんな中、タイミングの細かくは忘れたけど
JOYのレコーディングでチャーさんのギターソロを録る作業があって。
そのギターソロを聞いた時に、「こいつ天才だな。」と思ったんだよね。
F>おお すっげっ
「JOY」は楽器隊の音も、とても好きなんだよ。
りゅう>ね、良いでしょ!そしてギターソロのチャーさんのフレーズ。
あれは、ほんっとずば抜けてる。「JOY」っていう曲のイメージにドンピシャだし
チャーさんっぽい音だし、あれにすごい感化されたんだよね。
これ、絶対この曲すごくなるな!みたいなさ。
F>なんかお互いに引き上げ合ってるね。
ボーカルと楽器隊。曲とエンジニアの今井さん。
りゅう>歌レコーディング終わって、これはとんでもないの出来たんじゃね?って言って
渋谷の焼き鳥屋さんでチャーさんと今井さんと俺と3人で乾杯してんだもん。
F>シビれるね
りゅう>こうやって6人で作っていって今や俺たちの絆みたいなのを確認する曲になってるもん。
F>「JOY」はさ こっち的に好きな君の声がたくさん出てくるんだよね
♪朝日が微笑むまで♪の♪まで〜♪とか
大サビの♪受け入れる勇気♪と♪変りゆく♪の間の♪うをうをうをう♪とか
すごくいい声を出してると思う。
りゅう>それは完全に今井さんのお陰だね。
膨大にある歌ってる音源の中から今井さんの思う
俺の声の良い声出てるって所をピックアップして繋げてくれているから。
F>ああ そういう事か。いろんな声の出し方してる
たくさんあるトラックのいいとこ取りしてる訳だ!
じゃさ 素朴な疑問なんだけど
出来上がったベストアルバムと同じようにライブでは歌えるの?
りゅう>え?今、練習してるところだよ汗(大笑)
そうはそうと、今回のベストに入っている「JOY」のアウトロが
37℃に入っている「JOY」と変わりがあってそこもポイントよね♪
→7ページ目 ■Final Game (Album 37℃)【それを思ったきっかけは間違いなく母親の死なんだよね。】